日本語教育に関するセミナー・学会 ノート
ここでは、私が参加した日本語教育に関するセミナー、学会、ワークショップ等に
関すること、また、言語学関係の学会情報を載せていこうと思います☆
2005/3/14〜3/18
言語処理学会 香川大学工学部
HPはこちら→★
2005/02/12 凡人社主催日本語教育セミナー
効果的な日本語教育とはー第二言語習得研究からの視点ー
14:00〜16:00
講師:白井恭弘先生(コーネル大学)
★第二言語習得研究を概観できた。大学院での講義内容を
復習できた感じで良かった。
●どんな学習者がSLAに成功するか。
→大人:ある程度以上のレベルになると、さらなる上達は難しい。
子供:一定の時間をかければネイティブ並になることができる。
●言語習得における個人的要因
→性格、認知スタイル、適性
特に適性に関して:外国語学習には適性というものがある。
・音声に関する敏感性、暗記能力、規則性を見いだす力、という条件に
加え、最近ではワーキングメモリーの容量も関わっているのでは?と
言われているらしい。
●今後のSLA研究の課題
→inputの重要性(inputなしに習得はない!)
→outputは必要か否か(まだ解明されていない。)
→input+interactionモデル(これが現実の言語教育)vs inputモデル(SLA研究の立場)
→単純化されたinput(教師がやりがち。学生に簡単な例ばかりを提示すること。易しいものより
難しいものを教えることの方が効果があるという研究がある。)
→学習者はコミュニカティブな中で習得することが多い。
2005/01/29 凡人社主催日本語教育セミナー
「中級への橋渡し」初級文型から中級文型へ
ー短期集中 初級日本語文法総まとめポイント20を使ってー
講師: 友松悦子先生
・中級のポイント
→中級の文型学習は、ある機能語を使って複文を作ること、その使い方をマスターすること。
→そのためには、初級後半の段階から接続形に気を使うように指導すること、前後にはどんな性質の文が来るのかに注目させることが大切!
→何よりも初級段階で、動詞の様々な活用形を正確に作れるようにしておくことが大事だそうです。
☆感想:
初級段階での接続形のマスターがいかに重要かということがわかりました。初級での基礎的な接続形ができないと、上級まで間違いを持ち続けることが多いそうです。(化石化か?!)
「しつこいかな?」と思うくらいに、初級段階ではちゃんと活用形が言えるようにならないとね!
また、教師が授業中にしゃべりすぎていないかということも大切だそうです。時には学生に考える時間を与え、学生自身に文法のルールを発見させることも効果があるそうです。